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『フェイスブックの闇』

「私の国で起きてることは、いずれ世界のほかの
国でも起きる。 明日でなくとも、1年後か2年
後には」。そう警告するのは、2021年にノー
ベル平和賞を受賞したフィリピンのジャーナリス
トで本書著者のマリア・レッサ。『報道の自由』
への侵害は、独裁者(トランプやドゥテルテ)に
よる迫害ばかりではなく【フェイスブック】は利
用者の心理分析を通じて、世論を間違った方向に
誘導する道具として使われた形跡あり。を本書に
て証明。利用者が好むタイプのフェイクニュース
はアメリカで実行、トランプ大統領を誕生させた。
同様のことがフィリピンでもドゥテルテ大統領を
当選させるために実施されてることを掴んだ彼女
たちは、その危険性をニュースとして告発するも
その結果、ネットでの脅迫やジャーナリストの信
用を貶めるフェイクニュースによる攻撃の嵐とな
る。本書は『SNS』が独裁者の武器になっている
【フェイスブック】の責任を告発しています。報
道の自由は新たな脅威に直面している。彼女たち
は警告します。「私の国で起きることは、いずれ
世界のほかの国でも起きる」と。必読の一冊です。

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