愛犬と散歩途中、近隣に佇む文化住宅が
取り壊される様をみる。【文化住宅】と
は、近畿地方における集合住宅の一呼称。
高度経済成長期に使われ始めた用語です。
２０代の半分以上はこの文化住宅に暮ら
すワタシでした。当時の収入からすれば、
身分相応の住まい。あの頃は日付変わる
時間の帰宅が多かったので、風呂屋は閉
まり【風呂無し生活】に難儀しましたね。
一度、外から入って来た野良猫が押し入
れの（安物）衣装ケースの中に、子猫を
３匹生み落とし驚いたコトもありました。
街の片隅の集合（文化）住宅に人の暮ら
しが見えなくなりました。その前を通る
度、自分自身の過去の姿と重ねてみるの
ですが・・時代からこの集合住宅が消え
無くなる頃、自分も居なくなるのやろな。
（写真はイメージです）
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